海外のオンラインカジノでも捕まる?「日本から利用」は違法?合法との勘違いを行政書士が徹底解説

「海外のオンラインカジノなら合法じゃないの?」
「日本の法律は関係ないと聞いたけど本当?」
「実際に捕まった人はいるの?」
スマートフォンやパソコンから簡単に利用できる
海外のオンラインカジノ。
一見すると、
- サーバーは海外
- 運営会社も外国
- 日本語対応のサイトも多い
ことから、
「日本の法律は適用されない」と誤解されがちです。
しかし結論から申し上げると、
海外のオンラインカジノであっても、日本から利用すれば処罰対象になる可能性があります。
本記事では、法律初心者の方でも理解できるように、
- オンラインカジノの基本
- 日本の賭博罪の考え方
- 「海外だから大丈夫」という誤解
- 実際に摘発された事例
- 東京都墨田区に住んでいる人を例にしたケース
を、図や表・実例を用いて分かりやすく解説します。
そもそもオンラインカジノとは?
オンラインカジノの概要
オンラインカジノとは、
インターネット上で提供される賭博(ギャンブル)サービスです。
代表的なゲームには、
- スロット
- ルーレット
- ブラックジャック
- バカラ
などがあります。
海外オンラインカジノの特徴
多くのオンラインカジノは、
- マルタ
- キュラソー
- フィリピン
など、海外の国・地域のライセンスを取得して運営されています。
日本の法律ではどう扱われる?
賭博罪とは?【専門用語の補足】
日本には、
刑法185条・186条により「賭博罪」が定められています。
刑法185条(賭博罪)
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。
刑法186条(常習賭博罪)
常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
賭博とは何を指す?
法律上の賭博とは、
- 偶然の結果によって
- 財産的利益の得喪を争う行為
をいいます。
👉 オンラインカジノは、この要件を満たします。
「海外だから日本の法律は関係ない」は本当?
結論:関係あります
最大のポイントは、
「どこで運営されているか」ではなく「どこから行為をしたか」
です。
日本の刑法の考え方(属地主義)
日本の刑法は、
**属地主義(ぞくちしゅぎ)**という原則を採用しています。
属地主義とは?【補足】
犯罪行為が
日本国内で行われた場合、日本の法律が適用される
という考え方です。
オンラインカジノの場合
| 項目 | 判断 |
|---|---|
| サーバー所在地 | 海外 |
| 利用者の操作場所 | 日本 |
| 結論 | 日本で賭博をしたと評価 |
👉 日本からベット(賭け)操作をしている時点で、日本国内での賭博行為と判断されます。
図で見る「違法になる仕組み」
日本(自宅・スマホ)
↓ ベット操作
インターネット
↓
海外サーバー(オンラインカジノ)
➡ 違法性の判断基準は「操作した場所」
実際に捕まった人はいるの?
結論:います
「実際には捕まらない」という噂もありますが、
摘発事例は現実に存在します。
過去の摘発事例の傾向
- 海外オンラインカジノ利用者
- 日本国内から賭博行為
- 数百万円〜数千万円規模
などのケースで、
書類送検・略式起訴された事例があります。
なぜ発覚するのか?
主なきっかけは、
- 銀行送金履歴
- クレジットカード利用履歴
- 仮想通貨の取引履歴
です。
👉 「匿名だから大丈夫」は危険な誤解です。
【実例】東京都墨田区に住んでいる人のケース
ケース:墨田区在住Dさん(30代・会社員)
墨田区在住のDさんは、
- 海外ライセンスを持つオンラインカジノを利用
- 日本語対応サイト
- 数か月で数十万円を賭けていた
「海外だから違法ではない」と思っていました。
その後どうなった?
- 金融機関からの照会
- 捜査機関による任意聴取
➡ 賭博罪の疑いで書類送検
最終的に略式命令(罰金)となりました。
よくある誤解Q&A
Q1:無料ボーナスだけなら大丈夫?
👉 実質的に賭博と評価される可能性があります。
Q2:少額なら違法にならない?
👉 金額の大小は関係ありません。
Q3:海外在住者なら?
👉 海外から利用する場合は、日本の刑法は原則適用されません。
※ただし国によっては現地法が問題になる可能性あり。
日本で合法なギャンブルは?
例外的に認められているもの
日本では、法律により例外的に、
- 競馬
- 競輪
- 競艇
- 宝くじ
などが認められています。
なぜオンラインカジノはダメ?
これらは、
- 特別法に基づく
- 国や自治体の管理下
という条件があります。
👉 海外オンラインカジノには、日本法上の根拠がありません。
「グレーゾーン」という言葉に注意
インターネット上では、
「オンラインカジノはグレー」
という表現を見かけます。
しかし法的には、
日本からの利用はブラック(違法)
と考えるのが安全かつ正確です。
行政書士からの注意点
行政書士として強くお伝えしたいのは、
- 知らなかったでは済まない
- 少額でも違法性は否定されない
- 刑事手続きは生活に大きな影響を与える
という点です。
まとめ|海外オンラインカジノでも「日本からなら捕まる可能性あり」
本記事のポイント
- オンラインカジノは賭博に該当
- 海外運営でも日本から利用すれば違法
- 実際の摘発事例も存在
- 「海外だから安全」は誤解
📩 法律トラブルが不安な方へ
- オンラインカジノの違法性が不安
- すでに利用してしまった
- 刑事責任や今後の影響を知りたい
そのような場合は、
早めに専門家へ相談することが重要です。
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詳しくは、富森行政書士事務所のお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
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法律初心者の方にも分かりやすく丁寧にご説明いたします。
