ペットのマイクロチップ装着は義務?

はい、ペットのマイクロチップ装着は原則「義務」になっています(一部は「努力義務」)。
少し分かりにくい制度なので、わかりやすく整理して説明します👇


目次

🦴 マイクロチップ義務化の概要

📅 **2022年6月1日から施行された「改正動物愛護管理法」**により、
ペットへのマイクロチップ装着が義務化されました。


🐾 義務の対象になるのは誰?

対象義務の内容
ブリーダー・ペットショップ犬・猫へのマイクロチップ「装着」と「登録」が義務
飼い主(一般の人)新しく迎えた犬猫がすでにチップ入りの場合は、飼い主情報の登録変更が義務
既に飼っているペット(改正前から)装着は努力義務(=義務ではないが、推奨される)

💡 簡単にまとめると…

  • 🏪 ペットショップ・ブリーダー → 装着「しなければならない」
  • 👨‍👩‍👧 新しい飼い主 → 所有者情報を「登録しなければならない」
  • 🏠 以前から飼っている人 → 装着は「努力義務」

💬 マイクロチップってどんなもの?

  • 直径約2mm、長さ約1cmほどの小さな電子チップ
  • ペットの首の後ろの皮下に専用注射器で装着
  • 内部に15桁の識別番号が入っており、専用リーダーで読み取ることで、
    登録データベースから飼い主情報を照会できます。

👉 痛みはワクチン注射程度で、全身麻酔は不要です。


📝 登録制度の流れ

  1. ブリーダー・販売業者がチップを装着し、「環境省データベース」に登録
  2. 購入者がペットを迎える
  3. 新しい飼い主が「所有者変更登録」を行う(オンラインまたは書面)

🔗 登録サイト(環境省)
👉 環境省動物愛護管理システム


💰 費用の目安

項目費用相場
装着費用(動物病院)約3,000〜6,000円程度
所有者登録料オンライン登録:300円/書面登録:1,000円

🐕 マイクロチップを入れるメリット

  • 迷子・災害時に飼い主の元に戻りやすい
  • 盗難や遺棄などの抑止効果
  • 保護団体・保健所で身元確認が容易
  • 旅行・引越し時などでも国際的に識別可能

⚠️ 注意点

  • 登録しただけでは不十分。引越しや飼い主変更時には必ず登録情報を更新!
  • 登録変更を怠ると、**義務違反(勧告・指導対象)**になる可能性もあります。

🐾 まとめ

対象義務内容
ブリーダー・販売業者装着+登録義務
新しい飼い主所有者情報の登録義務
既存の飼い主装着は努力義務(推奨)

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この記事を書いた人

東京都行政書士会墨田支部所属の富森翔太です。
相続、許認可、会社設立等の業務を行なっています。
行政や法律に関する疑問や手続きについてわかりやすく発信していきます。

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