【東京都墨田区向け】ネットでお酒を販売するのに必要な許可とは?― 酒類販売の法律を行政書士が徹底解説 ―

― 無許可販売で罰則も?酒類販売の法律を行政書士が徹底解説 ―
「ネットショップで日本酒を売りたい」
「AmazonやBASEでワインを販売したい」
「個人でお酒を仕入れてネット販売しても大丈夫?」
このようなご相談を、東京都墨田区にお住まいの方から多くいただきます。
結論から申し上げますと、
インターネットでお酒を販売するには、原則として“酒類販売業免許”が必要です。
しかも、
- 実店舗とネット販売では免許の種類が異なる
- 「少量だから」「副業だから」は通用しない
- 無許可販売は処罰の対象になる
など、知らずに始めると非常に危険な分野でもあります。
本記事では、法律初心者の方でも理解できるように、
- ネット酒販に必要な許可
- 免許の種類と違い
- 無免許販売になる典型例
- 東京都墨田区の実例
を 図・表・具体例 を用いて、行政書士が分かりやすく解説します。
目次
- ネットでお酒を売るときに関係する法律
- そもそも「酒類販売業免許」とは?
- ネット販売で必要になる免許の種類
- 【図解】実店舗販売とネット販売の違い
- 無免許販売になるケース・ならないケース
- 東京都墨田区の具体例で考える
- 酒類販売業免許を取得するための要件
- 申請から取得までの流れ
- まとめ|ネット酒販は必ず事前相談を
- 富森行政書士事務所へのお問い合わせ案内
1.ネットでお酒を売るときに関係する法律
インターネットでお酒を販売する場合、主に次の法律が関係します。
| 法律名 | 内容 |
|---|---|
| 酒税法 | 酒類販売は免許制と定めている |
| 国税通則法 | 無免許販売への罰則 |
| 特定商取引法 | ネット販売時の表示義務 |
| 未成年者飲酒禁止法 | 年齢確認義務 |
この中でも**最も重要なのが「酒税法」**です。
2.そもそも「酒類販売業免許」とは?
酒類販売業免許とは?
酒税法により、
酒類を継続的に販売するには、
税務署長の免許を受けなければならない
と定められています。
ポイント
- 「継続的」が重要
- 営利目的かどうかは関係ない
- 個人・法人どちらも対象
つまり、ネットショップでお酒を売る=免許が必要というのが原則です。
3.ネット販売で必要になる免許の種類
酒類販売業免許にはいくつか種類があります。
ネット販売で問題になるのは主に以下の2つです。
一般酒類小売業免許
- 店舗での対面販売
- 店舗引き取り販売
👉 ネット販売は不可
通信販売酒類小売業免許
- インターネット販売
- カタログ販売
- 電話・FAX注文
👉 ネット販売をするなら必須
【重要】間違えやすいポイント
❌「実店舗があるから一般酒類小売業免許でネット販売できる」
→ できません
⭕ ネット販売には
**必ず「通信販売酒類小売業免許」**が必要です。
4.【図解】実店舗販売とネット販売の違い
【実店舗のみ】
↓
一般酒類小売業免許
【ネット・ECサイト】
↓
通信販売酒類小売業免許
どちらか一方では足りないケースが多く、
両方の免許を取得する事業者も珍しくありません。
5.無免許販売になるケース・ならないケース
❌ 無免許販売になる例
- BASEで日本酒を販売
- メルカリでワインを継続出品
- 自家輸入した酒をネット販売
- SNSのDMで受注して発送
👉 すべて免許がなければ違法
⭕ 原則として免許不要な例
- 自分で飲むために購入
- 知人に無償で譲る
- 単発・偶発的な処分(極めて例外)
※「たまたま1回だけ」はグレーであり、
安全とは言えません。
6.東京都墨田区の具体例で考える
実例①:墨田区在住・会社員Aさん
- 副業でネットショップ開設
- 地酒を仕入れて販売
- 免許なし
👉 完全に無免許販売
👉 税務署から指導・罰則の可能性あり
実例②:墨田区で酒屋を開業予定のBさん
- 店舗販売+ECサイト
- 一般酒類小売業免許のみ取得
👉 ネット販売部分が違法
実例③:免許を取得して合法運営
- 通信販売酒類小売業免許を取得
- 年齢確認・表示義務を遵守
👉 問題なし・安心して営業可能
7.酒類販売業免許を取得するための要件
専門用語が多いため、補足しながら説明します。
主な要件一覧
| 要件 | 補足説明 |
|---|---|
| 経営基礎要件 | 継続的に事業を行える資金力 |
| 人的要件 | 過去に重大な法令違反がない |
| 場所的要件 | 販売拠点が適法である |
| 需給調整要件 | ※現在は原則不要 |
通信販売特有の要件
- 取り扱う酒類の制限
(国産酒・輸入酒など条件あり) - 販売方法・表示方法の明確化
👉 ここで申請が通らない方が非常に多いです。
8.申請から取得までの流れ
免許取得の流れ(簡略図)
事前相談
↓
必要書類準備
↓
税務署へ申請
↓
審査(約2〜3か月)
↓
免許交付
注意点
- 申請前に販売すると違法
- 書類不備で長期化しやすい
- 一度不許可になると再申請が厳しい
9.まとめ|ネット酒販は必ず事前相談を
ネットでお酒を販売する場合、
- 通信販売酒類小売業免許は必須
- 副業・個人でも関係なし
- 無免許販売は処罰対象
という点を必ず押さえる必要があります。
特に東京都墨田区は、
- 個人事業・副業が多い
- 税務署の調査も比較的活発
な地域です。
10.富森行政書士事務所へのお問い合わせ案内
富森行政書士事務所では、
- 通信販売酒類小売業免許の取得支援
- 免許要件の事前診断
- 税務署との事前相談代行
- 書類作成・申請代行
を 東京都墨田区を中心に 行っております。
「自分の場合、免許は必要?」
「申請が通るか不安」
「ネット販売を始めたいが違法にならないか心配」
このようなお悩みがございましたら、
営業を始める前に、必ず専門家へご相談ください。
▶ 富森行政書士事務所 お問い合わせフォームはこちら
無許可販売によるリスクを避け、
安心・合法なネット酒販を実現するために、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
