自動車登録(名義変更等)とは

■ 自動車登録とは

自動車の 所有者・使用者・住所・使用の本拠などを国に登録する手続きのことです。

自動車は「車検証」に記載される情報が法的効力を持ち、その内容を変更するときには運輸支局での登録手続きが必要になります。


■ 名義変更とは

中古車の売買や譲渡などで所有者が変わったときに行う登録変更が「名義変更(移転登録)」です。

  • 個人売買で車を購入した
  • 親族から譲り受けた
  • 車を売却した
  • 会社名義に変更したい

■ 他にもこんな登録があります

申請内容ごとに名称が異なります👇

手続き名主な内容
新規登録新車購入などで初めて登録
移転登録(名義変更)所有者が変わった
変更登録住所・氏名などが変わった
抹消登録車を廃車にする

行政書士はこれらすべてに関わることができます。


■ 主な必要書類の例(普通車)

  • 自動車検査証(車検証)
  • 譲渡証明書
  • 印鑑証明書(売主・買主)
  • 車庫証明(必要エリア)
  • 委任状
  • 自賠責保険

(軽自動車は提出先や書類が簡略化されています)


■ 申請先

陸運局(運輸支局、軽自動車検査協会)

  • 普通車 → 運輸支局
  • 軽自動車 → 軽自動車検査協会

■ 名義変更をしないとどうなる?

  • 車検証の「所有者」が実際と違う
  • 自動車税が前の所有者に課税される
  • 事故時の責任関係が複雑になる
  • 売買トラブルの原因になる

法的にも、売主・買主双方に不利益が発生します。


■ 行政書士ができること

  • 申請書作成
    -陸運支局への提出代行
  • 名義変更・住所変更をワンストップで実施
  • 車庫証明とのセット手続き

ディーラー・中古車販売店・個人売買など幅広い場面で依頼があります。


■ まとめ

自動車登録とは、車の「所有者・住所」などの情報を国に届ける手続きであり、名義変更は所有者が変わったときに行う重要な登録です。


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この記事を書いた人

東京都行政書士会墨田支部所属の富森翔太です。
相続、許認可、会社設立等の業務を行なっています。
行政や法律に関する疑問や手続きについてわかりやすく発信していきます。

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