【完全比較】株式会社と合同会社の違いとは?― 設立費用・責任・信用力まで行政書士が分かりやすく解説 ―

会社を作りたいけれど、株式会社と合同会社、どちらがいいの?
合同会社は安いと聞くけど、デメリットはないの?
将来、事業を大きくしたい場合はどっちを選ぶべき?

会社設立を検討する際、
多くの方が最初に悩むのが
「株式会社」と「合同会社」の違いです。

本記事では、

  • 株式会社と合同会社の基本的な違い
  • 設立費用・運営コストの差
  • 信用力・対外的な評価
  • 向いている人のタイプ
  • 東京都墨田区に住んでいる方の実例

について、法律初心者の方にも分かるように
図や表を用いて詳しく解説します。


目次

そもそも会社とは?【基本の整理】

会社の定義

会社とは、
営利を目的として活動する法人のことです。

法人とは?(専門用語の補足)
👉 法律上「人」として扱われる存在で、
個人とは別に、契約や財産保有ができます。


日本の会社形態は主に4種類

現在、日本で設立できる会社は次の4つです。

種類特徴
株式会社最も一般的
合同会社比較的新しい
合名会社現在はほぼ使われない
合資会社現在はほぼ使われない

👉 実務上は「株式会社」か「合同会社」の二択と考えて問題ありません。


株式会社とは?【専門用語の補足】

株式会社の特徴

株式会社とは、
株式を発行して資金を集め、会社を運営する形態です。

  • 出資者:株主
  • 経営者:取締役

が分かれている点が特徴です。


株式会社のイメージ図

株主(出資)
   ↓
株式会社
   ↓
取締役(経営)

合同会社とは?【専門用語の補足】

合同会社の特徴

**合同会社(LLC)**とは、
出資者=経営者となる会社形態です。

  • 出資した人(社員)が
  • そのまま経営を行う

というシンプルな構造です。


合同会社のイメージ図

社員(出資+経営)
   ↓
合同会社

【表】株式会社と合同会社の基本的な違い

項目株式会社合同会社
設立年古い2006年~
出資者株主社員
経営取締役社員
意思決定株主総会社員の話し合い

設立費用の違い【重要】

株式会社の設立費用

株式会社を設立する場合、

  • 定款認証:必要
  • 登録免許税:15万円~

➡ 最低でも約20~25万円程度が必要です。


合同会社の設立費用

合同会社の場合、

  • 定款認証:不要
  • 登録免許税:6万円~

➡ 約6~10万円程度で設立可能です。


【表】設立費用の比較

項目株式会社合同会社
定款認証必要不要
登録免許税15万円~6万円~
合計目安約25万円約10万円

定款とは?【専門用語の補足】

**定款(ていかん)**とは、
会社のルールブックです。

  • 商号
  • 事業目的
  • 役員構成

などを記載します。


運営・維持コストの違い

株式会社の運営コスト

  • 株主総会の開催
  • 役員変更の登記
  • 決算公告の義務

➡ 事務負担がやや重い


合同会社の運営コスト

  • 株主総会なし
  • 決算公告義務なし

➡ 運営が非常にシンプル


信用力の違いはある?

結論:実務上は差が出ることもある

一般的に、

  • 金融機関
  • 大企業との取引

では、
株式会社の方が信用力が高いと見られやすい傾向があります。


なぜ合同会社は不利と言われる?

理由は、

  • 知名度がまだ低い
  • 上場できない
  • 株式発行ができない

ためです。


資金調達の違い

項目株式会社合同会社
株式発行可能不可
上場可能不可
出資受入容易制限あり

➡ 将来の拡大を考えるなら株式会社が有利です。


社長の責任は違う?【重要】

有限責任とは?

株式会社・合同会社ともに、
有限責任です。

有限責任とは?(補足)
👉 出資額の範囲内で責任を負うこと。

➡ 個人財産まで責任が及びにくい点は共通です。


【実例】東京都墨田区に住んでいる方のケース

ケース①:合同会社を選んだ墨田区のAさん

墨田区在住のAさんは、

  • IT関連
  • 1人で事業運営
  • 初期費用を抑えたい

という理由から、
合同会社を設立しました。

➡ 設立後も運営がシンプルで、
負担が少ない点に満足されています。


ケース②:株式会社を選んだ墨田区のBさん

墨田区在住のBさんは、

  • 将来、従業員を増やす
  • 銀行融資を受けたい
  • 取引先の信用を重視

という理由から、
株式会社を設立しました。

➡ 法人取引がスムーズに進みました。


よくある誤解と注意点

① 「合同会社は怪しい?」

➡ 違法でも怪しくもありません
Apple Japan合同会社など、大企業も存在します。


② 「後から変更できない?」

➡ 合同会社 → 株式会社
への組織変更は可能です。


③ 「税金は違う?」

➡ 法人税の仕組みは
基本的に同じです。


どちらを選ぶべき?【タイプ別まとめ】

目的向いている会社
初期費用を抑えたい合同会社
1人で運営合同会社
信用力重視株式会社
将来拡大株式会社

行政書士に相談するメリット

会社設立では、

  • 事業目的の書き方
  • 定款内容
  • 将来の変更リスク

最初にどう設計するかが非常に重要です。

行政書士が関与することで、

  • 無駄な登記変更の防止
  • 許認可を見据えた設計
  • スムーズな設立

が可能になります。


まとめ|会社形態選びは「将来像」がカギ

本記事のポイント

  • 株式会社と合同会社は仕組みが違う
  • 設立費用・運営コストに差がある
  • 信用力・拡大性は株式会社が有利
  • 小規模・低コストなら合同会社

📩 会社設立を検討中の方へ(墨田区対応)

「自分はどちらを選ぶべき?」
「将来、許認可が必要になる?」

そのような疑問は、
設立前の相談が最も重要です。

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詳しくは、富森行政書士事務所のお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
墨田区をはじめ東京都内での会社設立を、
法務面から丁寧にサポートいたします。


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